ロマンス詐欺に騙されやすい女性とは？
「ロマンス詐欺」は、相手を騙して金銭をだまし取る手法の一つであり、最近ではオンライン上での被害が増加しています。
しかし、日本でも「ロマンス詐欺」に対する法的措置が取られており、被害者は法的な救済を求めることができます。
「ロマンス詐欺」被害者にとって、法的な救済を求めることは大変重要です。
被害者はまず、被害届を提出し、警察に通報することが必要です。警察は被害状況を調査し、被害者に対して相談やアドバイスを提供することができます。
また、弁護士に相談することもおすすめです。弁護士は、被害者の権利や法的手続きについて的確なアドバイスを提供し、必要に応じて法的な手続きを代行することができます。
被害者が弁護士に依頼した場合、被害者自身が法的な手続きを行う必要がなくなります。
被害者がロマンス詐欺に遭った場合、早期の対応が大切です。被害を受けたことを隠してしまうことは、被害を拡大させる可能性があります。
また、適切なアドバイスを受けることで、法的な救済を得ることができる可能性が高まります。
最近では、「ロマンス詐欺」に対する法的な救済を求める被害者が増加しています。
被害者は、警察や弁護士などの専門家に相談し、適切な対処方法を見つけることが重要です。
ロマンス詐欺に騙されやすい女性はどんな人か？
「ロマンス詐欺」に騙されやすい女性には、以下のような特徴があるとされています。
独身で、恋愛に積極的な人：「ロマンス詐欺」犯罪者は、恋愛に積極的な独身女性をターゲットにすることが多く、そのような女性は騙されやすいとされています。
孤独や寂しさを感じている人：孤独や寂しさを感じている女性は、新たな出会いを求めている場合があり、犯罪者による誘いに騙される可能性が高くなります。
遠距離恋愛を希望する人：犯罪者は、遠距離恋愛を持ちかけることが多く、そのような恋愛に憧れる女性は、犯罪者に引っかかりやすいとされています。
信じやすく、優しい人：犯罪者は、相手に対して優しさや理解を示し、信頼関係を築くことが多いため、信じやすく優しい女性は騙されやすいとされています。
大金を稼いでいると思われる人：犯罪者は、相手に対して裕福な生活を送っていると思われるように演出することが多く、そのような女性は騙されやすいとされています。
ただし、これらの特徴があるからといって必ずしも「ロマンス詐欺」に騙されるわけではありません。誰でも騙される可能性があるため、犯罪者にだまされないように注意することが重要です。
国際ロマンス詐欺に騙された女性
国際ロマンス詐欺」の被害が後を絶ちません。これは、日本にいる外国人や部外者になりすまし、SNSを通じて感情移入させ、金銭的に被害者を利用するものです。
被害者が被る金銭的損害の額は、1億円にものぼります。
もともと、被害者の多くは「日本に来てあなたに会うので10万ドル送金してください」「事故に遭ったので送金してください」など、明示的に報酬の送金を求められるケースがほとんどですが、個人が騙されて資本を投じるケースはエスカレートしています。
現在、国際ロマンス詐欺からお金を取り戻すことは実質的に不可能です。いずれにせよ、「お金は取り戻せる」と偽る弁護士などが映し出す結果的な被害の例は知られている。厳しい現実を知る消費者詐欺の弁護士、金田万作氏に話を聞いた。
被害者の中には、1億円近い損害を被った方もいらっしゃいます。
詐欺師は、マッチングアプリやInstagram、Twitterなどのソーシャルメディアサイトでターゲットに接触し、その後LINEに会話を移行させます。すぐに投資の話に持ち込まず、あたかも恋人のように日常的にやり取りをする。憧れの甘い言葉も交わされ、被害者は無意識のうちに罠にはまる。
場合によっては、何カ月もかけて信頼関係を築いていくこともあります。
関連ニュース
「国際ロマンス詐欺」の被害が止まらない。外国人や外国人を装った人物が、SNSを通じて恋愛感情を抱かせお金を騙し取るもので、新型コロナウイルスの感染が広がった約3年前から被害が確認されている。
【動画】被害額が1億円にのぼる人も
当初は「日本に会いに行くため10万ドルを送金して欲しい」「事故に遭ったからお金を振り込んで欲しい」など直接お金を振り込むよう要求するものが多かったが、投資に誘いお金を騙し取るケースが増えているという。
残念なことに、現状では国際ロマンス詐欺で失ったお金を取り戻すのはほぼ不可能だ。
しかし、「回収は確実」とうたう弁護士などによる二次被害も起きている。消費者被害にくわしい金田万作弁護士にその実情を聞いた。
●被害額が1億円近くにのぼる人も
詐欺師はマッチングアプリやインスタグラム、ツイッターなどのSNSで接触してきた後、LINEに誘導する。いきなり投資の話が切り出されるわけではなく、毎日のようにLINEをやりとりして、恋人同士のように交流を深める。直接的な愛の言葉も繰り出され、次第に被害者には恋愛感情が芽生えていく。
ときには数カ月かけて信頼関係を築いたあと、偽の投資サイトに誘導をし、銀行口座に送金させたり暗号資産に投資をさせたりする。最初は儲かった10万円ほどが引き出せることもあるといい、信じ込んだ被害者はどんどんお金をつぎ込んでしまう。
「儲かったお金を引き出そうとすると、『税金がかかる』と言われてお金を払わされることもあるようです。長期間お金を払い込み続け、最終的にお金がなくなった時点で、はっと冷静になったり家族にお金を借りる相談をしたりして、騙されたことに気付くというケースが多いです」（金田弁護士）
被害者の男女比は半々で、婚活している人がターゲットになることが多い。年齢層は高めで、お金もある程度持っているため、被害額が数千万から1億円近くにのぼる人もいる。
2021年9月からの1年間で東京投資被害弁護士研究会に寄せられた「国際ロマンス詐欺」の相談件数は208件で、被害総額は約34億円。同研究会は、全国規模でみれば年間500億円以上の被害が生じているとみている。
騙されたお金は取り戻すことができるのだろうか。金田弁護士は「9割以上は回収できない」と話す。
「お金を振り込んだ銀行口座を凍結した時に、たまたまその口座にお金が残っていれば一部回収できますが、こうしたケースは全体の1割程度にすぎません。暗号資産や仮想通貨については、ほぼ100%回収できないような状況です」
唯一の頼みの綱であるLINEも、弁護士による情報開示は応じてもらえないため、相手を特定するには警察による捜査を待つしかない。
●弁護士による二次被害も
そんな中、「必ずお金を回収できる」とうたう広告や、高額な着手金を請求しながらも事件処理の報告がなく着手金倒れになるといった「弁護士による二次被害」も報告されている。
東京弁護士会は2022年9月、国際ロマンス詐欺を扱う弁護士業務広告の違反例として、以下のようなものを挙げている。
・弁護士が一人しかいないのに、24時間365日相談対応と表示されている
・「LINEで相談」と表示されているにもかかわらず、実際には事務職員がLINEのメッセージを作成しており、弁護士が対応していない
・他の詐欺事案で高額回収ができた事例をあたかも国際ロマンス詐欺事案で回収したもののように表示
こうした注意喚起もあり、露骨な広告は減ってきたというが、一般の人が見極めるのはなかなか難しい。
金田弁護士は「具体的にどういうふうに回収できるのか。
実際に今までどれくらい回収できているのか、確認するのが大事。説明が嘘の場合もあるので、LINEのやりとりなどで説明内容を確認できるようにしておくと、後々着手金を返してもらえることに繋がる」という。
国際ロマンス詐欺は、個人ではなく組織的に行っている可能性も高い。相手はプロで、手を替え品を替えお金を引き出そうとしてくる。
騙されないためにはどうすればいいのか。金田弁護士は「お金を振り込まない。投資の話に乗らない。それしかないと思います」と話している。